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棟梁の仕事ブログ 2014/6

日々の仕事の事や、思ったことや、たまに趣味の事などを綴って行きたいと思います。

材料搬入と加工!

[仕事、現場、職人] 投稿日時:2014/06/27(金) 23:16

桁材を搬入しました。厳選された国産のいい杉材が入りました。
立派な桁材が入りました。いつも材木屋さんがいい材木を入れてくれます。白木建設も非常に助かっています。いつも同じ品質の材木を入れてくれます。
桁材を加工している様子です。いい材ですね~。1階はほとんど桁材と梁材は化粧表しなのでカンナで削るときれいな木目が活きてきます。
加工が終わったら桁材の墨付けです。頑張って付けないと後から刻み手さんが追いかけて来るんで追いつかれないようにしないと!やりまっせ~!

母屋の手刻み!

[仕事、現場、職人] 投稿日時:2014/06/24(火) 23:55

ありがたい事ですが何かと見積り依頼やリフォームなど依頼が入って来て毎日忙しく仕事をしています。
今は受注している新築工事を頑張ってやっています。
今日は母屋(モヤ)という屋根材の刻みをアップしますね。
この間墨付けした母屋のスベリ継ぎの刻みです。
突き鑿(ノミ)という道具を使って木材を平に刻んでいる様子です。この道具は、金づちを使わず突きながら材木材を平に刻んでいきます。
今度は、鉋(カンナ)という道具を使って木材を平に刻んでいいる様子です。継ぎ手を継いだ時継合わせ部分がピッタリくっつく様に刻みます。
スベリ継ぎの刻み完了です。なかなか複雑な継ぎ手でしょ。
継いでも木材が弱くならないように作っています。
明日は、いよいよ構造材の搬入です。また墨付けに追われる日々が始まります。明日からも頑張るぞ!

母屋の墨付!

[仕事、現場、職人] 投稿日時:2014/06/23(月) 15:58

先週で母屋の墨付が完了しました。
母屋の墨付完了です!何とか自分が組んだ工程に間に合いました。
母屋の継手の墨付です。
この継ぎ方は、私達は滑り継ぎと言いますが大工さん仲間でも呼び方は違います。
その大工さんは、追っかけ大栓継ぎと言っていました。継手の名前は、いいんですが問題はこの継ぎ方をきちんと出来る事が大工さんとして大切な事で名前はどうでもいいと私は思います。ようはどんな仕事でも出来る!どんな継ぎ方でも出来る事が大工として一人前なんです。今日から母屋を私が刻んでいます。
またブログにアップしますね。では休憩中なのでこの辺で。

土台の墨付!

[仕事、現場、職人] 投稿日時:2014/06/21(土) 14:10

新築工事の土台の墨付です。
桧の土台に墨を付けていきます。墨が付いた土台は、後から追いかけるように代表(親父)が刻んできます。
鑿(ノミ)や鋸ぎり(ノコギリ)電動工具を駆使して刻んでいきます。
土台の刻みが終わった写真です。土台が全て刻みが終わったら母屋(モヤ)の墨付と刻みです。母屋とは、屋根を構成するために欠かせない部材です。また墨が付いたらブログにアップしていきますね~。来週には、桁材や梁材が入って来るので早く母屋を刻んでしまわないと。
来週も忙しくなりそうだぜ!棟上げまで素晴らしい木材達と触れ合い、木材に構造材としての魂を吹き込んでいきます!
 

図板の製図!

[仕事、現場、職人] 投稿日時:2014/06/15(日) 17:38

6月になり受注している新築工事も動き出そうとした途端、修繕工事や見積り依頼、介護保険改修工事の書類作成などで急にバタバタして棟梁のブログも疎かになってしまい申し訳ないです。
今日は、手刻みするには絶対に欠かせない図板という物を紹介します。
これが、手刻みするには絶対に欠かせない図板というものです。
設計図をもとに土台伏図、1階小屋伏図、2階小屋伏図を板の上に書きます。この図板だけで土台、大引、桁、梁、2重梁、三引、高梁、棟木、柱などほとんどの部材が墨付けできます。
図板の右側にあるのが墨差しと墨壺です。このふたつの道具で墨で線を引いたり、墨壺の糸を弾いて長い直線を付けたりします。
図板の真ん中に置いてあるのが差し金という道具です。直角に線を引いたりするための定規みたいなものです。
しかしそれだけではなく勾配なども計算せず差し金一本で出せます。それに差し金で丸太からどれ位の大きさの角柱が取れるかなども差し金でわかります。優れた道具でしょう。これらの道具も伝統なので私達が伝承していかないといけないと思います。
図板の下にある角材が間竿といって建物の柱の間隔や材料の長さなどを決めるための定規です。
これらの道具を使って墨を付けていきます。
昨日、土台の墨付けが終わったので明日からは大引の墨付けです。

よーし!明日からも頑張るぞ~!今の大工さんのほとんどが墨付けや手刻みをやらずにプレカットといって工場で刻んで来ますが、私は最後の1人になってもこの墨付けと手刻みは辞めませんよ!プレカットで角材しか刻めない(使えない)家より絶対に伝統工法の家の方が強いとわかっていてお客さんにプレカットで家を提供出来ないです。一大工として。
墨を付けて手刻み出来るのなら日本の伝統建築を伝承して行けるよう頑張ります!
墨付け出来て手刻み出来る大工さん。どんどん手刻みしましょうよ。そして素晴らしい技術をみんなで後世に伝えて行きましょう!
 

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