棟梁の仕事ブログ

九州土壁懇話会!

2014.01.25
先日、九州土壁の家懇話会に行って来ました。
今回は、佐賀県のメンバー工務店さんの伝統工法で造る八角形の家と蔵造りの古い酒蔵を会社事務所や作業工場に移築した建築物を見学して来ました。

この写真が八角形の家の屋根部分です。心柱に梁が8方向から差さってきています。垂木は全て扇状に広がって取付けてありました。なかなか普通の家にはない発想ですよね。凄かったです。依頼したお施主様が凄いですね。

この写真は、1階の梁組の写真です。八角形の心柱に8本の梁がここも差さっています。素晴らしい仕事ですよね。思わずイイ仕事してますね~!っと言いたくなりました。

この写真は、八角形の家の外観です。素晴らしい外観ですよね~。
私もこんな変わった家建ててみたいです。やはり高い買い物なので世界に1つしかない家がイイですよね。
酒蔵の移築の写真は残念なことに撮り忘れてしまいましたが、その移築して会社事務所などを建てられた会社の社長様が言われていましたが、『世間ではエコ住宅やスマートハウスや太陽光などがエコとされていますが、私はそうは思わない。本当のエコとは、家を造る材料は全て土にかえる物でつくり、建った家ではなるべく電気を使わず節約生活をする。などこういう事が本当のエコと思います。今の家は、20年から30年で解体されます。その時に出た土にかえらない廃材は、どうやって処理しますか?20年から30年で何千万戸という家が解体されたとして莫大なゴミはどうするんですか?ですから土壁の家懇話会のみなさんは本物のエコ住宅を建てらているのでこれからも日本のため、日本建築のため頑張って下さい。』と言って頂きました。本当にありがたいお言葉でした。私も本当にそう思います。少しづつでもこういった考え方で家造りをするお客様を増やさないと!日本建築は、本当にダメになってしまうのではないかと心配になります。職人不足、伝統の大工道具もどんどんなくなっています。本当になんとかしないと伝統と文化の日本建築が伝承出来なくなりつつあります。しかし、誰かが本気で残そうとしないと残らないので私は意地でもこの伝統工法で家を造る事は辞めませんよ。最低100年持つ家を建て続けます。

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