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本格入母屋造の土壁平屋建て新築工事の太鼓梁の刻み工! [仕事、現場、職人]

投稿日時:2016/03/28(月) 23:30rss

先日、残念なお知らせがありました。
伝統工法を研究している設計士さんに
「省エネ住宅や長期優良住宅の申請を伝統工法で出来ないのでしょうか?」
という質問を数年前にしていたのですが、省エネ住宅には土壁の家はデータが取れないという理由で除外され
長期優良住宅は申請は出来るのですが書類審査が大変で申請までたどり着くのに時間がかかるとのことでした。
伝統工法自体を保存しようという方針は国土交通省にはないということでしょうね。
残念ですが伝統工法を残し伝承していくのは先人の大工さんや先人の職人さん達が伝承してきたように
後世に口伝し伝承していくしかないようです。

今日は、太鼓梁の刻みの様子をブログにアップします。
いつも私が写真撮ってブログにアップしているのですが、いつも私が作業している姿が写せないので
このブログを見て頂いている方は私が仕事してないのでは?と思われているのではないだろうかと
​勝手に思い今回は親方に写真を撮ってもらい仕事しているところをアップしたいと思います。

この写真は、胴差しが乗ってくるところのカギ込みを鑿(ノミ)で刻んでいるようすです。

この写真は、束の座をある程度、鑿で刻んだ後突き鑿という道具で平らに仕上げている様子です。

この写真は、敷梁に丸太桁が乗ってくる所の敷梁と丸太桁が干渉する個所を鑿で刻んで干渉しないように
している様子です。毎日こんな感じで仕事しているのですよ(笑)

今度のブログではこの家の棟上げの日にちを発表したいと思います。

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