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【遠賀郡 Y様邸】築45年の入母屋造りの屋根改修再生工事 (入母屋隅木口脇部切込み編)(宗像市 白木建設) [仕事、現場、職人]

投稿日時:2020/09/29(火) 06:07rss

最近、いい季節になってきましたね。スポーツの秋、食欲の秋なので愛車を運転してあても無く
ドライブしたいと思いますが自分の野球や子供のスポーツの応援などでそんな時間は無い
今日この頃ですが、もちろん平日は仕事が詰まっていますので毎日仕事も頑張っていますよ。

今日もブログにアップするのは築約45年のお宅に白蟻が発生し2階の松梁と桁などに害を及ぼし
1階の入母屋造りの屋根の構造材のほとんどに害を及ぼし補強、改修再生工事を早急にしないと
いけない状態でいつもお世話になっている白蟻防蟻駆除業社からこの御宅を補強、改修出来る大工さんを
探しています。と連絡があり現場を視察、調査して補強、改修再生工事を受注した現場の入母屋屋根瓦を
一度剥がし桁から上の構造材を解体し構造材を造り直し元の入母屋の姿に再生した桁、太鼓梁などの
墨付けや切込みや刻みの様子をアップしたいと思います。

八番通りの桁に隅木の落とし掛かり部の口脇部を手刻みしている様子です。
まず手鋸(てのこ)で隅木の外面の墨を隅木勾配で切込みを入れていきます。
鋸で切込みを入れたら叩き鑿で隅木の下端の墨まで刻んでいきます。
ある程度、隅木勾配で隅木の下端まで刻むと仕上げは突き鑿で微調整してスカッと刻みます。

八番通りの桁の隅木の落とし掛かり部を刻んでいる様子を写真撮ろうと思っていたのですが
私が太鼓梁の墨付けをしている間にキレイに親父が刻んでいました。
鼻木を打ち込んで桁の内側から撮った写真です。

八番通りの桁に鼻木を打ち込んで桁の外側から撮った写真です。
通常の新築の入母屋住宅ならば鼻木は建て方の時に打ち込みますが今回の工事は改修再生工事なので
屋根を剥いで小屋組を解体して新しい小屋組を組み直して早急に屋根仕舞いしないと改修する屋根の下に
仕上がっている和室があるので通常は隅木は現場合わせするのですが今回下の和室を雨から守る為
作業場で隅木の落とし掛かりの仮組みと微調整まで行って現場に搬入したいと思います。

次回のブログでは隅木の落とし掛かりの仮組みと微調整の様子をアップしたいと思います。

本物の家を追求、探求し伝統を伝承し伝説を目指す! 宗像市 白木建設
 

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