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築30年の本格入母屋造の土壁の家を大改装工事! [仕事、現場、職人]

投稿日時:2015/09/13(日) 00:00rss

今日は、今入っている御宅の座敷と和室の二間続きの部屋を今回の大改装でLDKに間取りを変更します。
そのためには、座敷にあった柱と座敷の間仕切りだった部分を取っ払いLDKを大空間にしなければなりません。
そこで柱を2本抜いて約5m50cm柱がない空間と約4m柱がない空間が出来ます。
そこで、柱を抜く2箇所を補強の敷き梁を入れて強度を出そうと思います。
その太鼓梁の墨付けと刻みの様子をブログにアップしたいと思います。

まずは、搬入した6Mと4Mの太鼓梁の薄皮を電気鉋(ガンナ)で削っていきます。

薄皮を削り終わったらいよいよ補強太鼓梁の墨付けです。写真のように間竿(柱の間隔を示した定規のようなもの)
を梁の腹に置いてどういうふうに梁を納めるかだいたいの水平ラインを決めます。水平ラインが決まったら太鼓梁の腹に水平の墨を打ちます!

水平の墨が打ち終わったらその墨の高さを基準になるものからどれだけ下がっているかを腹墨に書き込みます。
この梁の場合だと天井高さが基準になるので天井仕上高より七寸下と書いています。
ということはこの梁は天井の下側におさまるので天井の下に見えるということです。
ってことは天井の下に綺麗に削った大きな梁が見えるといことになります。

水平の基準墨が決まったら今度は垂直の墨を太鼓梁の上側と下側に打ちます。

まず梁を垂直になるように立ててカスガイなどで固定します。次に梁の元側と末側の木口に垂直の墨をだします。
この墨を元側と末側を結んで墨を打ちます。上側と下側に芯墨が打ち終わったら水平と垂直の基準墨がこれで出ました。

今度のブログには、太鼓鍼の継手の墨付をアップしますねぇ~。
                                                                                                                         

 

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