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本格入母屋造の土壁平屋建て新築工事の墨付と切込み工! [仕事、現場、職人]

投稿日時:2016/01/31(日) 07:00rss

2日連続の雨はなんか気分もドンよりして気分も晴れませんが毎日墨付け頑張っています。
晴れる日を待ちながら仕事したいと思います。
今日は、入母屋造りの家や寄棟の家には欠かせない隅木が掛かって来る母屋の落とし掛かり部分の
墨付けをブログにアップしたいと思います。

この写真は入母屋の四隅に掛かって来る隅木の落とし掛かり部分を撮った写真です。
この家の隅木は棒隅木なので母屋に対して45度で掛かって来ます。という事は差金で45度はすぐ出せますので
差金を使って出したのが写真でわかるように3本線の真ん中が隅木芯でその両側の2本が隅木の幅です。
これで母屋の上側の落とし掛かり部分の隅木の幅の墨が付きました。
次に口脇部分は写真でいうと漢字で十二と書いてある面の墨です。
屋根勾配を計算し、屋根垂木が母屋に接する座を造る小返りを付けます。
口脇線の勾配は、隅木勾配の半勾配なのでこの家の隅木は4寸勾配ですので
2寸勾配になります。これで口脇線の墨が付きました。
これは母屋の成が小さいため半カギになってますが、軒桁だと写真の右側の口脇線の下がりは、
隅木の成が4寸で垂木成が2寸5分なら隅木成から垂木成を引いた1寸5分が小返りから口脇線の下がり
寸法になります。
この母屋の場合は、小返りが口脇線の下がりになっていますので隅木下を1寸5分切って垂木成を残した
状態で母屋と接合します。文章で説明するのはなかなか難しいですね。実物で説明するのは簡単なんですけどね。

今度は、この母屋の隅木の落とし掛かり部分の刻みをブログにアップしますねぇ~。

 

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