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【遠賀郡 Y様邸】築45年の入母屋造りの屋根改修再生工事 (太鼓梁手刻み編)(宗像市 白木建設)棟梁の仕事ブログ

投稿日時:2020/11/27(金) 04:25

最近の現場は築45年の入母屋造りのお宅をリフォームしているのですが
洋室の建具新調と座敷や居間の引違い戸の建付調整にいつもお世話になっている
建具屋さんに来てもらったのですが今年から息子さんが弟子明けして戻ってこられ
親父さんと一緒に現場に来られていたのですが、十数枚ほど建付調整があったのですが
最後の何枚か息子さんが建付調整して親父さんが『右側削れ!』など肝になる事だけ
伝えあとは作業の手伝いをしたり腕組みして見守ったりその親子の様子を私が後ろから
見ていて私の息子も後を継いでくれると良いなぁ~。と思って考えるとあと10年私が
元気で頑張らないといけないですね。しかし、うちの長男坊は只今野球に夢中で
この間のドラフト特番見て『父ちゃん!ちょっとだけプロ野球選手目指していい?』と
言うので『よかよ!お前がプロになりきぃなら」と言うと『なりきいクサ!』と即答するので
信じてみましょうかね(^^)

さて今日のブログですが、この間からアップしている入母屋造のお宅の入母屋屋根の改修再生工事の
様子をアップしたいと思います。

太鼓梁のアリの仕口を刻んでいますが、この刻みはほとんど昔ながらの
鋸(ノコギリ)や叩き鑿や突き鑿などを使って刻んでいきます。

太鼓梁のアリの仕口の刻みが完了しました。

太鼓梁のアリの仕口の完了を角度を変えて撮った写真です。

アリの仕口が刻み終わったら束の座や束穴やツナギ梁などの穴を刻んだら
太鼓梁の刻み完了です。

次回のブログでは入母屋造には欠かせない隅木の墨付けの様子をアップしたいと思います。

本物の家を追求、探求し伝統を伝承し伝説を目指す! 宗像市 白木建設


 

【遠賀郡 Y様邸】築45年の入母屋造りの屋根改修再生工事 (太鼓梁墨付編)(宗像市 白木建設)棟梁の仕事ブログ

投稿日時:2020/11/08(日) 15:06

最近の現場はシングルガラスサッシをペアガラスサッシに取替えて内部をリフォームしています。
ブログも久しぶりの更新ですがこまめに更新していきたい気持ちはあるのですがいつも更新せず
すみません。

今日もこの間からアップしている築約45年のお宅に白蟻が発生し2階の松梁と桁などに害を及ぼし
1階の入母屋造りの屋根の構造材のほとんどに害を及ぼし補強、改修再生工事を早急にしないと
いけない状態だったお宅を補強、改修再生工事を受注した現場の入母屋屋根瓦を
一度剥がし桁から上の構造材を解体し構造材を造り直し元の入母屋の姿に再生した桁、太鼓梁などの
墨付けや切込みや刻みの様子をアップしたいと思います。

太鼓梁の側面に水平の墨を打ったらその墨を梁の木口に移しその水平の墨から垂直の墨を出します。
これと同様に反対側の木口にも水平の墨を出し、垂直の墨を出したらその墨がねじれがないか見通して
梁の上端に墨をに打ちます。
これで通芯が出ます。この墨を上端と下端に打ったら太鼓梁に水平の墨と上側と下側の通芯を出したら
基準線の墨出しが完了です。

太鼓梁の水平の墨から間竿を使って柱間や束などの間を墨付けしていきます。
柱間や束の間が出たら柱や束の座の高さをつけていきます。

太鼓梁の水平の墨や垂直の基準墨を使ってアリの仕口の墨や梁の下端の墨や垂木の下端の墨などを
出した様子です。

次回のブログではこの墨付けした太鼓梁を刻んでいる様子をアップしたいと思います。

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