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【遠賀郡 Y様邸】築45年の入母屋造りの屋根改修再生工事 (入母屋隅木口脇部仮組み編)(宗像市 白木建設) [仕事、現場、職人]

投稿日時:2020/10/18(日) 04:53rss

10月に入り4、5、6月と仕事出来ず、梅雨の為、仕事が出来なかった為今になって影響が出てきて
お客様を待たしている状況が続いていますが1つ1つ丁寧に仕上げていっていますので待って
頂いているお客様には申し訳ありませんがもう少しお待ち下さい。

さて今日のブログもこの間からアップしている築約45年のお宅に白蟻が発生し2階の松梁と桁などに害を及ぼし
1階の入母屋造りの屋根の構造材のほとんどに害を及ぼし補強、改修再生工事を早急にしないと
いけない状態でいつもお世話になっている白蟻防蟻駆除業社からこの御宅を補強、改修出来る大工さんを
探しています。と連絡があり現場を視察、調査して補強、改修再生工事を受注した現場の入母屋屋根瓦を
一度剥がし桁から上の構造材を解体し構造材を造り直し元の入母屋の姿に再生した桁、太鼓梁などの
墨付けや切込みや刻みの様子をアップしたいと思います。

この間、アップした隅木の落とし掛かり部分の画像ですがこの部分を綺麗に突き鑿で突いて
仕上げていきます。

隅木の落とし掛かり部分を突き鑿などを使って綺麗に刻み終わると通常の新築であれば
現場に搬入して建て方してから隅木を仮に納めて微調整するのですが、今回入母屋屋根の下の
和室が仕上がっているので隅木と同じ大きさの木材を使って仮に納めて微調整する為に
仮に隅木を納めた状態です。

隅木を想定した木材を仮に納めて隅木の真上から見た状態です。
この隅木は4寸勾配の棒隅木といって桁に対して45度で掛かっています。

隅木を斜め後ろから見た状態です。手前の桁にも隅木を想定した木材を仮に納めて微調整してから
現場に搬入します。叩き鑿や突き鑿などを使って隅木の口脇部分を刻んでいる写真を撮りたかったのですが
なんせ自分で墨付けて刻んでいるのでどうしても仕上げて納まった写真ばかりになってしまいます。

次回のブログでは太鼓梁の加工と墨付け、刻みの様子をアップしたいと思います。

本物の家を追求、探求し伝統を伝承し伝説を目指す! 宗像市 白木建設

 

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