棟梁の仕事ブログ

この間、長男坊が夏休みの宿題で自由研究で大工さんの事を調べたい！と言うので
大工さんのことを調べるのは専門的で難しいので大工さんがよく使う木の事を調べたら？
と言うとわかった！じゃあ木の事と大工さんの道具の事を調べると言うので市の図書館に
行き本を借りる事に。いろいろ見て回って【きほんの木】という本と【大工道具入門】という
本を借りて帰りました。長男坊は借りてきた本に全く興味ない様子だったので私が【きほんの木】を
見てみようと本の最初のページをめくると『日本には、野山に生える野生の木が1000種類以上あります。
その中から、特に大きくなる木を10種類選びました。皆さんに是非覚えてほしい木です。』と書いてあり
大きくなる木に引かれ目次を見てみると1番最初に『地球で1番大きな生きもの』と書いてあったので
早速読んでみると最初のページに『木は地球で1番大きくなり、1番長生きする生き物です。』と書いて
ありました。私達大工がよく使う杉や檜、ケヤキ、ナラ、カシの木が特に大きくなる10種類の中に全て
入っていました。そうです！その通りです。地球で1番大きな生きもので1番長生きする生き物で造った
木造の家が私達生き物に1番良い影響を与え長生きさせてくれる最高の建築材という事を改めて教えて
くれた本でした(^^)たまには長男坊も役に立つなぁと思った今日この頃です(^^)

さて今日のブログもバルコニー手摺の改修工事の様子をアップしたいと思います。

先ずは手摺の柱を墨付けして刻んでいきます。
どんな物でも墨付けして刻みます(^^)

手摺の柱を刻んだら、手摺の柱と格子材に防腐剤を塗布している様子です。

防腐剤を塗布したら現場から取ってきた寸法通りに格子を組んでいきます。

次のブログでもこの手摺の改修工事の様子をアップしたいと思います。

本物の家を追求、探求し伝統を伝承し伝説を目指す！  宗像市  白木建設